第10回日本骨免疫学会

この度、第10回日本骨免疫学会を沖縄県名護市、万国津梁館にて2025年6月29日から7月1日までの3日間開催する運びとなりました。本学会は、骨と免疫の癒合をテーマに、各領域の最新の研究成果の共有し、専門家間同士の知識交流を促し、未来への展望を探る議論の場を提供することを目的としています。

毎年、沖縄での開催という伝統と、学会の規模から生まれるアットホームな雰囲気が、参加者同士の有意義な交流を育んでいます。そして、今回は記念すべき第10回を迎えます。骨と免疫の双方の領域においては臨床・基礎の両面から優れた研究者が本邦からは輩出されており、これらの研究に基づいて我々臨床医は新規治療を手にし、患者さんに提供してきました。基礎研究に立脚した新規治療が患者さんに多くの福音をもたらす光景を見てきたものとして、急速に発展する基礎研究の重要性に立ち返り、臨床への還元方法を再考する機会にしたいと思い、今回のテーマを「昨日の成果を明日の医療へ:To the next decade」といたしました。

これまでの歩みを振り返りながら、次の10年で更なる飛躍を目指す学会にしたいと考えております。是非、万国津梁館という素晴らしい環境のもとで、老若男女を問わず最新の情報収集と情報交換を行なって頂き明日からの研究・臨床への英気と希望をお持ち帰りいただける場にしたいと思いますので皆様のご参加お待ちしております。